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2016年6月25日 (土)

吉田恵輔監督最新作「ヒメアノ〜ル」絶賛公開中!

本校卒業生・吉田恵輔監督の最新作「ヒメアノ〜ル」が5/28より遂に公開されましたsign01 近年「銀の匙 Silver Spoon」「麦子さんと」「ばしゃ馬さんとビッグマウス」など、コンスタントに作品を発表し続ける吉田監督が満を持して放つ、このヒメアノ〜ル! 原作が、あの「行け!稲中卓球部」や「ヒミズ」などで知られる人気漫画家・古谷実氏の同名作ということで、公開前から大注目されておりましたが、公開してからもその過激な描写や衝撃的な内容で話題は尽きません。なんと言っても、SNS等で多く取り沙汰されているのが、森田剛氏の演技ですshine「殺人鬼」の役を見事に演じ切っています。アイドルとは思えない程、振り切っています。吉田監督の構成力や演出力は、勿論健在! タイトルバックが出る瞬間は、鳥肌が出るほどカッコイイです! ヒメアノ〜ル、必見です! まだ観てない人は是非にsign03

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<あらすじ>
普通の生活に焦燥感を抱くビル清掃会社のパートタイマー岡田(濱田岳)は、同僚からカフェの店員ユカ(佐津川愛美)との恋の橋渡し役を頼まれる。彼女が働くカフェへと足を運んだ岡田は、高校時代の同級生・森田(森田剛)と再会。ユカから森田につけ狙われ、ストーキングに悩まされていると相談された岡田は、森田がかつていじめられていたことを思い出し、不安になるが……。

<キャスト>
森田剛 / 濱田岳・佐津川愛美・ムロツヨシ 他

2016年4月29日 (金)

新入生合宿!

どーもコンニチハ!今季初出場、映画キョーイン・スキザキです!
今年もやってまいりました。マイナスイオンに囲まれて、モリモーリモリモリモーな彼の地へ赴く季節が!(身内しかわかりませんけど)

そう、新入生合宿ですね!

2年間の学校生活に関わるお話があったり、みんなで入るお風呂があったりと、まあ色々あるんですけども!映画学科のメインイベントはなんと言っても初めての課題作品上映ですね。昨年度も数々の黒歴史を生んだ、おそらく2年間の中で最も難しい課題。そんな恐ろしい未来が待ち受けてるとなると、なかなか足が前に進みません。

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バスも定刻通り発車しません。いや、バスは関係なくね?
そうです。なんと映画学科の学生が遅刻をかましてくれましてね。これはただの待ちぼうけです。
結果、最終出発の不名誉を積み込んでの出発。幸先悪ーい!!遅刻、ダメ!絶対!!!

ホテルに着いたら、学生達は課題の為にロケハンしたり、撮影したりと早速行動開始!
僕ら職員はというと、特にやることも無いので足を伸ばして優雅に休憩!

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そんな心構えでいたからですかね?
翌日行われた全体会で、ウチの長に天罰が下ります。

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ゲストのアントキの猪木さんから前日の遅刻事件について「指導不足」という事で、闘魂を注入されちゃいました。「俺じゃないのに!」と喚いたりもしてましたが、注入後は教員としての心を正したのか、非常に大人しくなっておりました。一個前の写真と何往復かしてみてください。
ウケますよ(笑)

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一緒に来てくださった猫さんも遅刻ダメって言ってたからね?遅刻、ダメ!絶対!!!
で、そんなこんなしてたらあっと言う間にメインイベント、作品上映の時間になってました!

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昨年に比べると、全体的に創意工夫のチャレンジが見られる傾向でした(出来はともかく!!!)。見事グループ優勝を勝ち取ったのはこのお三方!

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自分が作った作品を人に見せるというある種の恐怖体験を経験した後でしょうから、評価された喜びはそらもう格別でしょう!!この3人の今後の活躍にも期待してますが、ただどちらかというと今回の辛酸ナメ子とナメ太郎達に頑張ってほしいですね。昨年もここでの敗者達がリベンジを果たしましたので。切磋琢磨!

課題が終わってしまえば後は楽しむばかり!!
広大な牧場で狩りに勤しみ、

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肉を豪快に食らう!

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いやまぁアーチェリーやってBBQ(という名の肉野菜炒め)食っただけなんですけど!笑
緊張から解放されると1,85倍くらいは楽しいんです!
最後は恒例の集合写真をパシャリ!!!

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最終的にはウンチョコッチョチョ、

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ピーーーーーーーッ!!!となるほど疲れ果てて帰ってまいりました。
まぁ、これからの生活のほうが断然大変だと思いますけどねぇ。
GW,つかの間の休みをせいぜい楽しむがいいさ。そうほくそ笑みながら、キョーイン・スキザキはペンを置くのでした。

2016年3月24日 (木)

平成27年度 卒業式☆

皆さん、お久しぶりです。ヒハラです。
まだ肌寒さの残る日々が続きますが、もうすぐ春がやって来ます。「春」と言えば、「旅立ち」の季節です。そう、先日、3/22(火)は、東京ビジュアルアーツの卒業式でした。

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_mg_0101_2卒業証書を代表で受け取る映画学科主将の半藤選手

毎年この季節になり、卒業していく学生達の姿を見ると、2年間って、ほんと、あっ!という間だなーーとしみじみ感じてしまう訳ですが、今年卒業した学生達は、とりわけ作品をつくることに積極的であった学年、という印象です。年によっては、賑やかなクラス、優しいクラス、殺気立ってるクラス、まぁ色々ありますけども、この学年は、とにかく撮ろう!撮ってみよう!という作品づくりに前のめりな気持ちがあって、結果2年間で最も多くの作品を残して卒業したのではないかと思っています。今思い返せば、新入生合宿から映画撮ってたからな……

_mg_0646みんなで集合写真!!( なぜか関係ない人も混じってるけど )

これから辛いこと苦しいことが多くあるとは思いますが、初心を忘れず、どうか頑張って続けてほしいと願っております。またいつか逢いましょう。
改めて、卒業おめでとう!!!

_mg_0568三次会の1コマ!!( 何気に2年は殆ど帰ってるけど )

2016年2月14日 (日)

工事中のお知らせ

東京ビジュアルアーツ映画学科のブログ「俺たちに明日はない!」をご覧の皆さま、こんにちは。ブログ管理人です。大変申し訳ございませんが、当ブログは暫くの間、諸事情により工事中とさせて頂きます。映画学科職員は、相変わらず、日々元気よくシコシコと頑張っております。再開のその日まで、どうか気長にお待ち下さいませ。

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2015年10月10日 (土)

深川栄洋監督最新作 『先生と迷い猫』 いよいよ公開!!

どうも、こんにちは!スキザキです!
本日は本校卒業生、深川監督の最新作『先生と迷い猫』のご紹介です!

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
~ストーリー~
カタブツでヘンクツな校長先生と、亡き妻が可愛がっていた一匹の三毛猫。
猫が教えてくれる、町と人と、夫婦の愛のお話。


定年退職した校長先生、森依恭一は、妻に先立たれて一人暮らし。カタブツ・ヘンクツで町では浮いた存在だ。訪ねて来るのは生前妻が可愛がっていた三毛猫、ミイくらい。猫嫌いの校長は毎日追い払おうとするが、それでもミイは気付けば毎日妻の仏壇の前にいるのだった。
しかしある日突然、ミイは姿を見せなくなる。そうなると心配になってしまうのが人間。
ミイを探し始めた校長は、その過程で様々な人とめぐり合う。その人々も、ミイの存在に助けられている人々であった。そんな人達との関わりの中で、校長の心も次第に変化を始めていく。
そして、そんな校長に小さな奇跡が起こる。

~出演~
イッセー尾形/染谷将太/北乃きい/ピエール瀧/もたいまさこ/岸本加世子 他

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

はい、きた。動物きたよー!絶対泣いちゃうやつだよー!
僕は犬派なもんで、犬の映画見れません。絶対泣いちゃうもの。
最近も駅で頑張る盲導犬を見ただけで泣いちゃいましたもの。キモいけどさ。仕方ないじゃん。
猫なら大丈夫かな?

でもなぁ、イッセーさんだからなぁ。『60歳のラブレター』でもイッセーさんに泣かされたからなぁ。
キモいけどさぁ。仕方ないじゃーん。

というわけで、深川監督最新作『先生と迷い猫』、本日より全国公開です!!
動物好きな方、ほっこりしたい方、是非劇場へ足を運んでください!!!

2015年10月 8日 (木)

『男たちのたまご』~産卵日~

さて、いよいよ産卵日ならぬ最終日を迎えたソノ組。
クランクアップというゴールを迎えた時、果たしてこの作品制作からは一体何が生まれるのでしょうか?そもそも撮り終える事ができるのか!?最後のレポートです。

朝一番はお宿の朝食を利用しての撮影。
男たちから産卵された新鮮な温泉たまごを食す女子達。

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と、それを見守る男たち。エグいスタートを切りながら、連日の疲れや睡眠不足と闘いながら、それでもクランクアップを目指してひた走る撮影隊。

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朝から晩まで走り続け、気付けばゴールは目前に。
しかしその時すでに彼らの心と身体は、さながら矢吹丈の如く真っ白に燃え尽きてしまっていました。

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そんな状態で迎える局面は、この映画最大の見せ場。男たちのタマシイむき出し!というか、タマ〇ンむき出しの疾走シーンです。いや、実際タマ〇ンは映しませんよ?さすがに隠しますよ、タマ〇ンは。それでもさすがに脱ぐって抵抗はありますよね。

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おそらく初ヌードであろう俳優陣も戸惑いの表情を浮かべていました。タマ〇ンも縮み上がっていたに違いありません。だからでしょう、なかなかパンティーも脱げません。果たして、こんな状態で撮影はうまくいくのでしょうか?ソノ組、万事休す!立て!立つんだジョーッッッ!

と、その時!そんな叫びに呼応するように、一人の男が立ち上がりました。

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盗撮魔兼助監督・カモです。密閉空間が苦手で、行きのバスから疲弊しきっていた彼は、おそらく今この場の誰よりも疲れていたでしょう。しかし彼はそんな疲れを感じさせないスピードで衣服を脱ぎ捨て、疲れきったタマ〇ンを臆することなく晒しながら「ワタクシがお手本をお見せします!」と高らかに宣言すると、今度は疲れきったタマ〇ンを隠し始めました。

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熱と誠意が溢れる実演は、いつしか俳優陣の心のパンティーを脱がし、緊張さえほぐしていました。タマ〇ンのじゃありませんよ?カモを見つめる俳優陣の眼差しも真剣そのもの。

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「では、参りましょう!」

俳優陣の股間を入念にチェックし終えたカモは、颯爽と現場に向かっていきました。なぜか、そのままの姿で。前張りのレクチャーが終わった今、彼が裸でいる必要はありません。「なぜ、裸なんだろう?」誰もがそう思っていたのではないでしょうか?「疲れすぎて頭が回っていないのでは?」「意外と逞しい裸体を、実は見せびらかしているのでは?」しかし時間が無いので何のツッコミもないままに、それでも謎の一体感に包まれながら、撮影は熱気を帯びて進行していきます。

「それでは本番に参ります!尻ボールドでお願いします!!!」

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尻丸出しで尻ボールドを打つ彼の姿は、はた目には滑稽の極みでしょう。
しかしなぜか私の脳裏では、かの名監督・大島渚の伝説の写真と重なって見えていました。

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「カット!OKです!」
監督の声を聞いて戻ろうとするカモを、私は呼び止めました。
「なぜ服を着ないんだい?」
カモは一瞬立ち止まり、
「ワタクシがこの姿の方が、役者さんが演技しやすいと思いました」
そう答えると、忙しく次の準備に向かっていきました。

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頭が回っていないわけもなく、体を見せびらかしたいわけでもない。カモは演出部として、立派に現場を演出していたのでした。思いがけずその背中に見蕩れていると、カモは急にきびすを返し、コチラに疾走してきました。

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ギャーーーなんかコエーーーー!!!

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「すいません!お借りしていたハサミを返し忘れておりました!」
・・・なるほど、頭はやはり若干回っていなかったようですが、かくしてここにスーパー助監督カモが誕生したのでした。

その後も勢いそのままにラストカットまで駆け抜けたソノ組。

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他の組を押さえ、結局はクランクアップのトップロープを切りました。

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初監督のソノや慣れないながら責任ある仕事を担った1年生、そしてそれを支える2年生。想像以上に過酷な撮影となりましたが、他の学科の方の協力もあり、なんとか乗り切りました!きっと面白い作品になると、終わって見れば組員の誰もがそう思える現場だったのではないでしょうか?『男たちのたまご』、私も完成が楽しみです!皆さん、お疲れ様でした。

ちなみに、あの尻丸出し尻ボールドのスナップは今後しばらくスキザキの携帯待受に君臨する予定です。

2015年10月 4日 (日)

『勝手にピエロ』殺人事件 記録2 9/29

どうもこんにちは、雄士朗です。
前回に引き続きヒガ監督作品『勝手にピエロ』の撮影の模様を記していこう。

2015年9月29日

午前4時  ヒガ組の朝は早い。

この日最初のシーンは旅館のロビーにて撮影される。

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次々とヒガ組スタッフが重たいまぶたを携えながらロビーに集まってきた。
5時30分 撮影開始

_9343_2撮影は着々と進んでいったらしい…
「らしい」 なぜ他人行儀な言い方をしているかというと、この時の記憶が全くと言っていいほど無いからだ。

なぜなら昨夜、ヒガ監督と2人きりで闇夜のロケハンに行き、車の運転を永遠かと思えるほど長い時間虐げられていたのである。
それなのにも関わらずヒガ監督はロケハンから宿に戻ってきて、朝までスケジュールを組んでいたという。
彼の顔にPCの光が当たり、不気味に感じたのを最後に私は部屋に戻った。
故に私はヒガ組がロビーで撮影している最中、このまま死ぬのではないかと思える程深い眠りについていたのだ。

さて、話を戻そう。

7時30分頃、ロビーでの撮影が終了。
各々朝食をとり、次の現場の準備に取り掛かる。

8時27分、ヒガ組スタッフを車に乗せ、いづみ荘の裏にある山の頂上へと向かう。
山といっても頂上まで車で5分程の小さな山だ。

頂上に着くと小さな広場があり、柵の向こうには連なった山々が一望できた。

9時43分 快晴の下、撮影開始。

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「主人公達が映画の撮影をしている」というこのシーン。
現場では何かと面白い光景を目撃することができた。

対面するカメラとカメラ、互いに銃口を向け合っているかのようなそんな緊迫感が2人のカメラマンから伝わってくる。
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(手前:劇中のカメラマン 奥:実際のカメラマン)

 実際のカメラマンに引けを取ることのないこの表情。役に対する作り込みを感じ取れる。
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武術の達人同士の戦いは、間合いを取ったその時からすでに始まっているという…

_9008_2 (左:実際の録音マン 右:劇中の録音マン)
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その姿はさながら棒術の決闘のようであった。


そしてこちらが今作の主人公を演じる声優学科のカントゥー君。

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_2084その堂々たる体躯は映画監督という役柄を引き立たせていた。

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12時30分頃 公園のシーンを撮り終え、昼食をとってから次の現場へと向かう。

続いての撮影現場は、山をいづみ荘の反対方面に少し下った所にある神社だ。

Img_5280この神社、山の中腹に位置しているので街の景色を一望できる。

Img_529414時25分 撮影開始。

そして唐突に事件は起きた。

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Img_52839月29日午後3時27分、死亡。
(右腰部から右腹部にかけてのナイフによる外傷及び、転倒時の頭部打撲。)

と、これは劇中劇(『勝手にピエロ』の中で撮られている映画)なのだが、その劇中劇が盛り上がってきたそんな時、山の下の方から何やら轟音が轟いてきた。

これにより実際の撮影は一時中断、山の麓へ急いだ。

山を降りた私に待っていたのは衝撃の事実だった。
なんと工事現場が二つありその両方を止めなければ撮影に支障が出るのであった。
私はこのシーンが終わるまで山の下で本番中のみ工事を止めていただくお願いをしていた。
つまり、現場の記録が残っていないのだ。
唯一残っていたものといえばこの写真である。

Img_5301 中央に見える赤い屋根が現場だ。

16時30分頃
さて、そんなこんなで予定より30分ほど遅れて撮影は終了した。
次のシーンは昨日同様、宴会場だ。準備をする為、撮影隊は急いでいづみ荘に戻る。

結局、1時間遅れていづみ荘に戻ってきた。


するとそこには、彼がいた…


Img_5408少し小さくなっていた。


宴会場はスムーズに撮影が行われ、各々夕食を堪能した。

22時30分 宿の裏にて撮影開始。

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 これぞ路地裏と言わんばかりのどこか趣がある良いロケーションだ。

23時47分 撮影終了。

ヒガ組の本日の撮影が全て終了した。
自室へ戻る途中、ヒガ組スタッフであるアヤトと目が合った。
その不気味な笑みを見た瞬間、悪寒が止まらなくなり急いで部屋に戻った。

Img_5513一体その笑みには何の意味があったのであろうか、そんなことを考えているうちに眠りについていた。


続く

2015年10月 3日 (土)

『勝手にピエロ』殺人事件 記録1 9/28

こんにちは。どうも雄士朗です。
此度の秋合宿では3つの映画制作チームが編成されそれぞれバラバラに撮影が行われた。
そして私は3つの作品の中の一つ、ヒガ監督作品『勝手にピエロ』を追うことになった。

はじめに、この作品がどのようなお話なのかを簡単に記そう。

~『勝手にピエロ』~
自主で映画作りをしている撮影隊がある日、主演女優に逃げられてしまい途方に暮れていた。道行く人に手当たり次第声をかけていると1人の女性が映画に出てくれることになり撮影は再開される。が、その女性は首を吊って自殺してしまう。その女性は殺人を犯した逃亡犯であったのだ。撮影続行が不可能な状況になったことによって、映画作りに対しての思いが爆発した監督はただひたすらに走り続けるのだった…。

私は脚本を読んだ後、この作品のタイトルについて監督のヒガ氏に質問を試みた。
が、何故このようなタイトルにしたのか明かしてはくれなかった…。

Img_4131_3こちらが監督のヒガ氏
不気味に微笑むその笑顔はまるで…

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もしかしたら『勝手にピエロ』とは自己投影の表れなのかもしれない……

さて、ここからは3日間(9/28~30)の撮影の様子を記していく。

2015年9月28日午後2時頃、静岡県 伊豆の国市にある旅館『いづみ荘』に到着。
監督のヒガ氏率いる『勝手にピエロ』班(以後ヒガ組と記す)は現場に着くなり早々に伊豆長岡駅にロケハンへと向かった。

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Photo
伊豆長岡駅に着くとヒガ組は駅の構造や出入り口、人目の避けられるような場所等を確認していった。
18時13分、一行はいづみ荘に戻る。

いづみ荘に戻ると、出演者が頬を赤らめた酔いメイクを施されていた。

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18時43分、撮影現場である宴会場の準備が始まる。

Img_5061_4 着々と作業を進めるヒガ組。


19時20分、照明界の生ける伝説、ダーシマ氏が見守る中『勝手にピエロ』の撮影が始まった。

Img_5085その鋭い眼光は、現場の緊張感を高めていた。
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出演者の目つきも真剣そのものだ。

Img_5067_3 撮影は順調に進み21時25分、宴会場での撮影が終了。
夕食を取った後ヒガ組は次の現場へと向かう。


Img_5105この日の月は綺麗に円を描いていた。
昔から、満月の夜は事件が増えると言われている。

22時45分、宿泊部屋での撮影が始まった。

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23時16分、今日一日の撮影が終了。

23時40分、現場の撤収が完了。
ようやく入浴と睡眠にありつけると思っていたその瞬間、背後から「ユージローさん」

Imagess5n87s85「!!!」
一瞬、錯覚を起こしたがよく目を凝らすとそこにはヒガ監督がいた。

Img_4130_2 「ユージローさん、今からロケハン行きましょうよ」
全身が鳥肌を立てた。
街灯も少なく山や海しかない周辺を真夜中に、そして真昼間のシーンのロケハンをするとは誰が思い付くであろうか?
いきなりの申し出に戸惑っているとさらに耳を疑う言葉をかけてきた。

Img_4131_2「しかも、ボクと2人きりですよ」
「!!!」
何故監督だけなのか!?他の班員は何をしているのだ!?
率直な疑問を投げかけるよりも先に、恐怖のあまり私は了承していた。
狂気じみた笑顔が私を「NO」と言わせてはくれなかった。

そしてそれから2時間弱、ただひたすらに真っ暗な山道を車で走らされたのであった……

続く

2015年8月14日 (金)

ビジュアルアーツ・オブ・ザ・デッド~JKのはらわた~

こんにちは。
ホラー監督ならジェームズ・ワン推し。どうも、ユージローです。

先日、高校2年生向けイベント『300のお仕事フェス』が行われたので今回はその模様をお届けします!!
この『300のお仕事フェス』とはなんぞや、という方にざっっっっっっっくりと説明しますと…
東京ビジュアルアーツの各学科がどんなことをしているのかを1日で全学科分見学できますよってイベントです!!

さて!映画学科は何をしていたかというと…

Img_4709ゾンビ!

Img_4827 ゾンビ!!

Img_4640_2 ゾンビ!!!

Img_4634 ゾッ…変なおじさん!!!

ということで映画学科はゾンビ映画を撮っていました!!

声優学科の学生さんがゾンビ、ヒロイン役として参加してくれました。

Baidu_ime_20151112_18854(左から、アメカジゾンビ、Dr.ゾンビ、ポリスゾンビ、襲われJK)

そしてゾンビ役を専門として俳優活動をなさっている方が、昨年に続き2年連続で出演してくださいました!!有難うございます!!

Img_4620ゾンビ俳優 アゴ★長井さん

映画学科の人間では役者さんをゾンビに変身させることはできないので特殊メイク学科さんにもご協力していただきました!!

Img_4566 これが。

Img_4608 こうなって。

Img_4674 こうなります。
お見事!!

さて、俳優さんをメイクしている間映画学科は何をしているかというと。

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Img_4603 ゾンビの衣装をボロボロにしたり

Img_4661 スタッフ自らがゾンビ役になってテストをしていました!!
(真ん中はメイクがいち早く終わってテストに参加しているアゴ★長井さんですね)

Img_4721 こんな感じで撮影は進み…

Img_4845_2クライマックスはJKのハラワタを引きずり出してフィニッシュ!!!!!!

少しでもこのイベントが気になった方!来年もスタッフ、ゾンビ一同お待ちしております!!

Img_4864_3 ※ゾンビ撮影をするかは分かりませんm(_ _)m

秋合宿オンセン!!あ、プ、プレゼン!!!

どうも、こんにちは!スキザキです。

先日10年振りの秋合宿復活をご報告しましたが、復活早々リハビリ無しで慌ただしく進行しております!「映画撮るだしょっ!」なんて言っておりましたが、撮るってなったらもちろんアレがありますよね?何かって?またまたぁ!アレですよ、アレ!


そう、ここまで何度か殉職者と共に紹介してきた『企画プレゼンテーション』ですね!

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みんながみんな自分の撮りたい映画を撮れたら、それは幸せだよね!!
でもね、、、

映画の世界はそんなに甘いもんじゃないんじゃァァァァァァァァッ!!!!!!
ウィークミートストロングイートなんじゃァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!
人員・時間・資金、これらはいつだって有限なのです。。。


とは言っても!ヤル気満々映画ヤロウ達の為に、門戸は広め。
通常ならばシナリオ選考を経てたどり着く舞台ですが、今回は希望者全員プレゼン可能という形式で行いました!

あ、ひとつ余談ですが!
今回はプレゼンの様子を機械大好きメカグチ君に収録してもらいました!

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なんかビックリしたサカナみたいな顔して設定をイジってますね。
彼のビックリ顔を見るたびに「何のサカナに似ているのだろう。深海?川?」とか考えていたのですが、今やっとわかりました!

サカナっていうか、

Photo 「さかなクン」に似てますね!
この場を借りてお礼を言おう。手伝ってくれてありがとう、さかなクン!!!
まぁ、余談はさておき、


3つのイスを巡って、学年の垣根もない下克上上等の無差別級異種格闘技戦の幕開けです。


キャプテン・アメリカもいれば、


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真実の愛に飢えた女もいます。



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いつも以上にバラエティーに富んだ面々が集まりました。

もちろんあの二人もいますよ。
(知らない方は『ミーアキャットは笑って死んだ』『堕ちゆく鴨は夢を見る』をお読み下さい!)

が、今回は特にはイジりません。
まぁ気になる方々の為に簡単に二人の結果のご報告は致しましょう。


まずはカモ氏!


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うん、写真が物語ってますね。そうです、落ちました!
前回同様決選投票まで残り、惜しくも一票差。
「またかよぉぉぉぉぉぉぉ」という断末魔と共に、散っていきました。


そして生きていた死にかけのミーアキャット。
「中身がなくてダメだけど、そのダメさが癖になる」と、ある意味陰ながら期待されていたミーアキャット。果たしてその期待に応えられるのか!?


でも皆さん、ご存知でしょう?あの小動物は、いつだってこちらの期待を裏切るという事を。
そう、今回のミーアキャットもこちらの期待を見事に裏切り、、、



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なんか、カッコつけてました。


落ち着いて見てみると、、、



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やっぱり、カッコつけてました。
無性に、腹が立ちました。


おそらく下級生達がいる手前、イイトコロを見せたかったのでしょう。
だけど違うから!!!お前に求められてるのそのポジションじゃねーからーッッ!!!


だけどご安心下さい!変わっていない所もあります!相変わらず中身はありませんでした!!
淡々と、クールに、気だるい感じで、中身の無いことを濶舌悪く語っていました。
つまり、落ちました!!!キャット、お疲れっ!!!


盛り上がった無差別級を制したのは、


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「3匹のオッサン」(合計年齢78歳)


・・・。むさ苦しい旅になりそうです。


湯上りレディーの良い香りを合宿のイメージに重ねていたスキザキは、自身のむさ苦しさを棚に上げて、ちょっとガッカリするのでした。

2015年8月 7日 (金)

秋合宿開催決定!!!

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行っちゃいます!秋合宿!!遂にやっちゃいます!


およそ10年の沈黙を破り、伝説企画の復活です。いやぁずっと行きたい行きたいとは思ってたんですけどね、いかんせん学生達も撮影撮影と忙しくて実現できていなかったのです。


が、老い先短い我々は考えました。
「悔いを残して死にたくない。忙しいとかそんなん知るか!」と。
最初はどれほど希望者がいるか不安でしたが、フタを開けてみれば多くの学生達が参加を希望してくれました!いやぁ嬉しかですねぇ。


合宿で何をするかって?そりゃあ温泉でビバノンノンしてー、夜は枕を囲んで気になるあの娘のお話をしてー、テンション上がって「女子の部屋いかね?」みたいになってー、、、
ってバッカ野郎ッッ!!んな事しねーよ!


映画だしょ!映画撮るだしょーっ!!!


ま、一応温泉地にしとくけどね?一応ね?

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しかも今回は特殊メイク学科さん、声優学科さんを巻き込んで10年前よりパワーアップ!!
今から楽しみで仕方ありません!


今後、進展があり次第色々報告できたらなーって思ってますー。


以上、スキザキでした。

2015年8月 1日 (土)

進撃の巨人☆ いざ出陣!

本日より、今夏最大の話題作「進撃の巨人」が公開されますねsign03 前編が8月1日、後編が9月19日公開ということですが、まずは前編の出来が気になるところですpencil 兎にも角にも非常に楽しみですshine

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この「進撃の巨人」には、私のおしり合いが数名関わっておりますsign01 まずは、制作部で参加している映画学科卒業生のH岡君。約2年前の卒業生です。頑張ってますねー。先日、樋口真嗣監督のサイン入りポスターをわざわざ学校に持って来てくれました。ありがとうsign01 そしてそして、巨人役で、僕の友人が出てますね。奇行種です。もちろん、奇行種ですよ。僕の周りは大体奇行種ですから。もちろん映画学科も奇行種多いっすよ、はい。
ということで、想像を絶する世界観と圧倒的スケール感sign03 これを体感すべく、劇場へ急げ急げ dash ヒハラ

2015年7月29日 (水)

この夏、セットで映画を撮りませんか?

こんにちは。どうもユージローです。

今回は夏のスペシャル体験授業を紹介いたします!!
前回ブログで紹介した『建て込みやろう!!映組(エーチーム)』の活躍によりスタジオ内に部屋のセットができました。夏のスペシャル体験授業はそのセットを使って実際に撮影をしてみよう!!という体験です!!

撮影してみようと言われても具体的に何をするのかわからないですよね、なので少し具体的に説明します。

撮影・照明・録音・助監督 大きく分けるとこの4つの部署に別れ、希望の部署を体験することができます!!(人数が多過ぎると希望が通らない場合がございますがご了承ください)

[撮影]
・カメラを実際に触り映像をとっていく。
[照明]
・照明機材を実際に触り光を当てていく。
[録音]
・マイクなどを実際に持ってセリフを録っていく。
[助監督]
・カチンコを実際に叩いてみたり、小道具などをいじったりしていく。

実はもうすでに先日7/26に第一回目のセット撮影体験が行われました。

Settaiken
この体験ができるチャンスは8/2・14・22の3日のみとなります。
興味がある方はぜひ体験授業にお越し下さい!!
みなさんのご参加お待ちしております!!!

授業内撮影チラ見せ!!

こんにちは。雨よりも強風が嫌い。どうも、ユージローです。

唐突ですが最近僕思うんですよ、やっぱり撮影は楽しんだもん勝ちだなと。
学生達の撮影風景を見ているとそう思わざるを得ないわけですよ。
ということで今回は照明の授業内撮影の様子をチラ見せしたいと思います!!

それではまずどんなキャストが出ているのかと言うと...

Img_3743っておい!!何だお前!!めっちゃキメてるけどとてつもなくダセーぞ!!

Img_3760そしてお前も何なんだ!!タンクトップに学生帽、似合いすぎだろ!!

皆さん勘違いしないでくださいね、ただふざけて撮影を楽しんでいるわけじゃあないんですよ!
撮影を楽しむということは真面目にしっかりと取り組んでいる上での話ですからね!!
その証拠に見てくださいこの裏方の作り込みを!!!
 

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そしてセットの作り込みを!!

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見た目は笑っちゃうかもしれませんが演技の方も真剣そのものですよ!

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Img_3786いやぁ、ネギと刀でここまで緊迫したアクションシーンを私は見たことがありません!!
...っじゃねーよっ!!!なんだよネギと刀で鍔迫り合い(つばぜりあい)って!!!
ネギ絶対負けるから!!刀の刃に触れた瞬間真っ二つだから!!!
そしてよく見たら一枚目の写真の左の子笑っちゃってるよ!!
そりゃそうだよね!だってタンクトップ坊やがネギと鍋蓋で刀に立ち向かおうとしてるんだもの!!!こんな無謀な勝負見たことないよ!逆に天晴だよ!!

ハァハァ...ツッコミすぎて息が切れましたが、まぁ内容はさて置き撮影を楽しむということは真剣にやっているからこそ楽しめるんだってことがちょっとでも画面から伝わってくれれば幸いです。
「いやぁ、映画って本当にいいもんですね~」

2015年7月23日 (木)

建て込み野郎!! 映組(エーチーム)!!

こんにちは。最近家から駅に行くだけで汗だくになります。そんな僕の脇汗はタンスの香りがします。どうもユージローです。

映画というものは屋外でも撮れば屋内でも撮る、時にはスタジオ内に部屋などの空間(セット)を作りそこで撮影!ってことだってあります。
セットというものは基本美術部(大道具さん)が担当するのですが、映画学科では毎夏、勉強の一環としてこの作業もやったりします!!
ということで今年もやってまいりました毎年恒例「セット建て込み」の季節です!!!建て込み開きとでも言いましょうか!!
そんな映画学科恒例の建て込みに参加してくれた最強チームを紹介するぜ!!

その名も……

『建て込み野郎!!映組(エーチーム)!!』
(「記事のタイトルでもう見たわ!!」とか言わないで。)


この世に穴が開かないものはない
ドリル一つで全てを建てる
私を誰だと思ってやがる
『貫通職人 ミウ』!!!

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ウクレレを駆使しチームの士気を高める
音楽部隊隊長 『琉球奏者 ケダシロウ』!!!

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チームを束ねる総司令官
規則は破るためにあるのではない、守るためだ!!
『現場監督 カモ大佐』!!!

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それでは、建て込み開始ィ!!!
まずは土台造りだ!!

Img_4423とりゃ!!!!!

そして壁を建てていくぞ!!

Img_4452うりゃ!!!!!

よし!全ての壁を建てたら部屋の中身を入れていくぞ!!

Img_4459そりゃ!!!!!

そして最後に部屋の装飾をしていけば...

Img_4535完成だぁ!!!!!

見てくれみんな!この者たちの笑顔を!!
プールや海で楽しむのもいいが自分たちの手で何かを作り上げるということも中々良いものだぞ!!この夏何か映像作品などを作ってみるのも良いかもしれないな!!

そんな映画学科は、未来の『建て込み野郎!!映組!!』入隊を待っている!!!

2015年7月18日 (土)

☆第一回AOプレスクール☆

いやぁみなさん、最近はあれですよねェ。
暑いし、雨は止まないし、ムシムシするし、彼女いないしお金ないし枕クサいし抜け毛増えるしその割りに乳首から一本たくましい毛が生えてきたし抜こうと思ったら失敗してパーマかかるし・・・。
散々ですよねッッ!!!スキザキだけですかッッ!?

まぁ前半3つは皆さんも当てはまるでしょう。そんな日は室内でシコシコとカクに限りますよね。
そう、シナリオを書きましょう!!!

そんなわけで先日行われた第1回AOプレスクールのレポートです。
AO入学者の特権、AOプレスクール!!我が映画学科では毎年8ヶ月くらいかけて一から映画製作を行います。第1回の今回は映画の設計図とも呼ばれる「シナリオ」の書き方を勉強しました!


教鞭をとるのは映画学科のブレーンこと矢崎先生。

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右端の船の絵をみるとバカっぽいですが、違いますよ!?
これは皆が知っている映画をモデルにシナリオの基本構造を理解しようという事で、AO生のリクエストに答えて「タイタニック」の解説をしている場面です!!


うん、知性的な誤解は解けたけど、一緒に絵の下手さも明確にしてしまいました!まぁいっか!!


今年度は例年以上に作品の質を上げるべく、脚本に力を入れようと考えております!!!
第2回・第3回と、シナリオについて探求していきます!


頭で考えるのは好きだけど、形にするのは難しいなーと考えているアナタ!
まだまだ間に合いますよーっ!!!次の監督はアナタかもしれません。

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2015年7月13日 (月)

リアル鬼ごっこ☆絶賛公開中!!

皆さん、こんにちは。ヒハラですね。
7月11日より、園子温監督 最新作「リアル鬼ごっこ」が公開となりましたsign03 

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園子温監督と言えば、ここ5年で、冷たい熱帯魚、恋の罪、ヒミズ、希望の国、TOKYO TRIBE、地獄でなぜ悪い、などの話題作を公開し、今年は、新宿スワン、ラブ&ピース、リアル鬼ごっこ、と。なんとまぁ立て続けに新作を猛スピードで発表しておる、今最も勢いのある監督さんであります。その園監督の最新作「リアル鬼ごっこ」に、本校の在校生もインターンシップで参加しておりますshine

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神谷君です。インターンシップより無事に生還し、ポスターの前で満面の笑み ですね。笑えているということは、彼にとっていまや良い思い出、となっているのでしょう。しかしながら現場では、もちろん過酷なことも沢山あったはず!? なんせ、リアル鬼ごっこ、ですから。ある意味、鬼に追われる現場ですからね。特に、学校の校庭を火の海にしてしまうシーン、本人とても楽しみにしていましたが、想像以上に大変だったそう………

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必死に逃げるトリンドル!!

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半笑いで逃げる神谷。

なんか、気持ち悪いですね………
ではでは、また今度paper

2015年6月26日 (金)

TSP第10弾『色褪せて香る(仮)』キャスト情報解禁!!

どうも、こんにちは!スキザキです!

撮影もはや一ヶ月前の事となり、絶賛編集中の『色褪せて香る(仮)』ですが、先日遂にキャスト情報が解禁されました!!

いやぁ、情報規制って非常にヤキモキするものですよね!
「あの人が出てるんだよ!?」っと参加していたスタッフはずっと言いたかった事でしょう。

さぁ解禁だ!!!スタッフ一同、解放感に包まれているでしょう。こんな感じに。

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解放感を見事に体現している映画学科補助教員兼車両部のユージローくん。
まぁこれは撮影当時の写真なんでね、当時からこんだけハジケてると思うと若干ムカつきますけどもね。「仕事しろよ」とか思いますけどもね。まぁ、いいか。

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スタッフの見つめるモニターの中に、一体どんな人がいるのか!!
気になる方はコチラを要チェックッ!!!(http://filmtsp.tumblr.com/iro-cast

2015年6月19日 (金)

映画を観に行くー 河瀬直美監督「あん」

お久しぶりです! どうもどうも、ヒハラですsun
先日、河瀬直美監督の最新作「あん」の上映会&トークイベントへ学生たちと一緒にお邪魔してきましたsign03
河瀬直美監督と言えば、本校・東京ビジュアルアーツの姉妹校である、ビジュアルアーツ大阪校の卒業生であり「萌の朱雀」でカンヌ映画祭のカメラ・ドール(新人監督賞)を史上最年少(27歳)で受賞、「殯の森」で同映画祭のグランプリを受賞している、世界的にも有名な映画監督ですshine その河瀬監督の最新作「あん」が 5月30日より全国公開されているのですが、ここまでかなりの大盛況sign01 そして良い評判sign01 早く観に行かなきゃなーと思っていた矢先sign01 シネスイッチ銀座で行われる上映後のトークイベントに本校卒業生の写真家 レスリー・キー氏が登壇されるということで、急遽sweat01学科総出で観に行くことにしましたpaper

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さて、作品はというと………  今年度のカンヌ映画祭・ある視点部門にて上映され話題になっていた通り、とても素晴らしいものでしたshine これからご覧になる方々のために多くは語りませんが、少なくとも僕の中では深く心に残る作品となりました。特に、主演の樹木希林さん・永瀬正敏さんの演技が素晴らしく、作中で何度も頬を濡らしてしまいました。作品の細部までを追及すれば、もちろん色々ありますが、見終わった瞬間の「読後感」ならぬ「観賞後感」は、何とも言えぬ 満たされた感覚がありました。もちろん、映画というものは観手によって様々な受け方があります。上映後、職員・学生の狭間で賛否の議論が交わされたことは言うまでもありません。しかし、そうやって熱く議論を交わせる作品こそ、素晴らしい作品であると、僕自身は思っておりますgood

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Img_3850上映後に行われた、河瀬監督とレスリー氏のトークイベントも、とても貴重な話が聞けましたsign01 河瀬監督の作家としての信念だったり、作品づくりへのスタンスだったり、はたまたレスリー氏が写真家を目指そうと思ったキッカケだったりと、興味深い話が盛り沢山でしたshine ありがとうございましたsign03

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最後は、会場にいるみんなで、ハイsign01チーズ sign03sign03sign03

2015年6月12日 (金)

『堕ちゆく鴨は夢を見る』

先ず最初に読者の皆様に宣言しておきたい。
これから私が語ろうとしている追憶は、非常にアンタッチャブルなものになるという事を。


例えば宗教について語れと言われて、貴方は臆病にならずにいられるだろうか?
大抵の人は口を紡ぎ、あるいは語ったとしても、声を潜めることだろう。自由が保障されている以上、声を大にして語ってもよいはずなのだが、それがまた難しい。
自由とされるものには、大抵このようなパラドックスがつきまとう。

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日本国憲法第21条に定められるところの、表現の自由も例外ではない。今の私も含め、多くの表現者がそのパラドックスに頭を悩ませている事だろう。しかし、今日は勇気と信念をもって表現者のあるべき姿に立ち返ろうと思う。そう教わったのだ。これから語る、あの愚かしい若人の勇ましい姿に。


それは「死にかけのミーアキャット」(知らない読者は、前節『ミーアキャットは笑って死んだ』を参照して欲しい)の死から2週間ほど経った日の事。
TVA映画学科のとある一室では、また新たなる戦いの火蓋が切って落とされようとしていた。


【200ft実習プレゼンテーション】


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「200ft実習」とは、1年生が初めてフィルムでの映画製作に取り組む実習である。
その概要についてはいずれまた時間のある時に語らせていただこう。
兎にも角にも初めて尽くしの事ばかり。もちろんプレゼンテーションも初めてである。
室内は異様な緊張感で満ち満ちていた。


今回、この場に立つ権利を勝ち取ったのは10名。
皆一様に士気高まった面持ちであったが、その中でも特にたぎる様な闘志を醸し出す男がいた。


その男、名を「カモ」という。

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カモという人物を言葉で表すならば、「真面目」「勤勉」「正確」「誠実」などの言葉がふさわしい。
某有名大学を主席で卒業。事前に行われた模擬プレゼンでは予定時間を9分と申告し、8分59秒で終わらせた。しかし、そういった類の人物が持ち合わせがちな杓子定規な考え方でもなく、誰からも信頼を寄せられる人物である。


いや、「であった」と言った方がよいのかもしれない。


このプレゼンテーションの前に行われたシナリオ選考。その時期を境に、彼の周辺に不穏な空気が流れたのだ。人々は口々にこう囁いた。


「カモが邪教に堕ちた」と。


真面目な人物ほど危険な信仰に陥りやすいという一般論は、くしくもカモという清廉潔白をど真ん中でいく人物によって証明されてしまった。


世間に邪教徒と揶揄されながらも、彼はある偶像を崇拝し続けた。
その偶像は、信者達にはこう呼ばれるらしい。


『テン神(てんがみ)さま』


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なんと禍々しい表情であろうか。映画とは、人をこんなにも変えてしまうものだっただろうか。
あるいはこれが「テン神さま」の持つ力なのだろうか?
どちらにしても、彼の豹変振りはこれから起こる激闘を容易に想像させた。


そして幕を開けるプレゼンテーション。

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スタンダードに攻める者、

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手作りの味わいで攻める者、

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映像で攻める者、

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ピッコロさん、もしくはシュレックで攻める者、

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甘いマスクで攻める者、

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プレゼン開始の時間に自宅で目を覚ました者、


様々なアプローチで自らの信念をぶつけ合うプレゼンター達。
その戦いは200ftプレゼン史上、最もレヴェルの高いものであった。
少なくとも、誰もがミーアキャットの屍は越えた。2歩目くらいで越えていた。

「神よ、どうかこのまま終わらせてはくれまいか?ただただ上を目指す、穢れ無き者達の崇高な戦いのまま」


健闘する若者達を見て、私は知らぬうちに両の手を組み、神に祈りを捧げていた。
しかし、すぐにその行いの愚かさに気付き、自分自身を恥じた。
何故なら、その時その場に居た神は「テン神さま」だけだったのだから。


顔を上げても光は無い。
あるのはその場における唯一神の寵愛を一身に浴びているであろう、あの男の姿だった。


カモは神を握り締め、口を開いたかと思うと堰を切ったように喋り始めた。

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彼の特徴の一つである「言葉の機関銃」とも称される早口は、おそらく洗脳という分野においては核弾頭の如き威力を発揮するだろう。
耳を塞ぐより速く、言葉の初弾が脳を貫いた。瞬間、私は自我が蹂躙される事を覚悟した。


ところが、どうだろう。彼の放つ弾丸は冷たい鉛どころか、温もりすら感じさせるものだったのだ。
周りを見渡すと、聴衆の目にも自我が宿ったままであった。そして、誰しもが蔑みの表情を浮かべることも無く、真摯な眼差しで彼を見つめていた。


彼は「テン神さま」にすがってしまう人間(男)の愚かしさを、自らの身を削る勇気を持って白日の下に晒し、その弱さを許し、救いを差し伸べる為に戦っていた。


本当は誰しも(男)が知っていた。石を投げられる事を恐れ、口をつぐんでいる多くの信者たる弱者がいる事を。自分自身がそうなる可能性やなりたい願望、もしくはそうであった過去を持つことを。思い返せば、私だって信者だった事もあったではないか!都合よく過去を無かったことにして、よくも彼を蔑む事が出来たものだ。私は自分の卑怯さに、心底憤りを感じていた。


「これで終わります。御清聴有難うございました」
終わりを告げる言葉で我に返り、顔を上げると、

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そこには真面目で勤勉で正確で誠実で、誰からも信頼を寄せられるカモの姿があった。
カモが深々とお辞儀をした時、タイマーはやはり、8分59秒をさしていた。
カモは堕ちてなどいなかった。


聴衆(男女)は彼に賞賛の温かい拍手を送った。
私の一瞬の儚い祈りを聞き届けてくれた神がいたのかもしれないとも思ったが、いや、神が叶えた願いがあるとすれば、それはきっとあの愚かしい若人の願いだろう。


ここまでプレゼンテーションを見守った私は、充実感のような、幸福感のような、何とも表現しがたい気持ちに包まれていた。明確な表現ではないが、それは一つの映画を見終わった時に感じる気持ちに近しいものだった。


余韻に浸って終わりたい気持ちもあったが、これを映画となぞらえるならば、観客としてはやはり結末を知りたくなるのではなかろうか?わざわざ私が提示しなくても、この流れでは容易に予想出来てしまうかもしれないが、私は表現者としても観手としても、結論を求めたい性格なのだ。





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リアリストが蔓延る今の時代では嫌がる人も少なくないが、スタンダードなハッピーエンドも、たまにはいいだろう。



だが、今更ながら私の追憶は映画ではない。
私は残念ながら何においても蔓延る側の人間でしかない。つまり、リアリストなのだ。




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そう、これが現実。

カモは堕ちてなどいなかった。しかし、落ちてはしまっていた。

先程のカットは、カモだけが見た泡沫の夢。お蔵入りのラストカットである。

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神も仏もありゃしない。あるのはローションが詰まったオシャレな筒だけだった。


私がこの追憶を通して伝えたい事、伝えざるを得ない事。
それは『入念な準備と熱い気持ちがあっても、ダメな時はダメ』という事である。


非常にリアリズム溢れる結論になってしまったが、今回がたまたまそうであっただけの話だ。
彼の作品に希望が無かったわけではない(事実、決選投票までは勝ち残った)し、逆に希望がないような作品もイケる時はイケてしまうのが映画である。

映画には時の運が付物だ。
だから彼が映画を続ける限り、あのラストカットが日の目を見る日もきっと来る。
「テン神さま」は虚構だが、「映画の神様」は確実にいるのだ。
好かれるかどうかは、また別の話だが。


ちなみに私は「映画の神様」には嫌われがちだ。




   ~『スキザキの追憶』より~

2015年6月 8日 (月)

トリウッドスタジオプロジェクト レポート

こんにちは。
こないだ祖母とガーデニンググッズを買いに行って「明日給料日だから奮発してあげよう」と思い残金500円になるまで買い物をしたのですが、よくよく考えたら給料日まであと10日もありました。どうもユージローです。

さて今回は、実はだいぶ前にクランクアップしていたトリウッドスタジオプロジェクトの撮影風景を紹介したいと思います!!(毎度おせーよ!!という気持ちは抑えて抑えて!!)
ちなみに僕は在学時TSPに参加しなかったのですが、今回車両部として参加しました。
まさか卒業後、TSPにこんな形で関わることになるとは思ってもいませんでした!!
というわけでどんどんいきましょう~

1日目
初日の撮影は、スタッフの自宅と路地での撮影でした。
残念ながら家の中の撮影は人があまり入れなかったため撮影風景を撮ることができませんでした、残念!!

2aa548dd メイキングを撮る山本プロデューサー。


あ、間違えました。こっちです。↓

Img_2419_2 メイキングを撮る山本プロデューサー。

Img_2453エキストラとして映画学科の一年生が女子高生に扮して参加してくれました!
こないだまで本物の女子高生だったわけですからほぼ本物の女子高生ですね!!ほぼ高生ですね!!

2日目
この日は居酒屋、住宅街、スーパーマーケットでの撮影でした!

Img_2497撮影2日目にして遅刻した助監督の図。
しかもこの男、少し前に銀行のカードをなくし、TSPの撮影開始数日前に家の鍵をなくし、撮影開始後に携帯がぶっ壊れるというグーフィーも真っ青になるくらい抜けているんです…
(このあとミーヤキャットとして死ぬことになるとはまだ誰も知らない…)

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Img_2502_22日目も映画学科の一年生がエキストラとして協力してくれました!

Img_2513エキストラ撮影の後、現場のお手伝いをしてくれました!
ナイスファイト!!

Img_2543日が暮れてもまだまだ撮影は続く…
その後スーパーマーケットへ向かいます!!

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Img_2573このシーンでもエキストラで一年生が参加してくれました!本当にエキストラ様様ですね!!

3日目
この日は撮影の終了予定時刻が翌日の早朝という過酷な日でした。(考えただけで眠気が襲ってきた…)
日中は河川敷での撮影です!!
日差しが強かったので、撮影後スタッフのほとんどが日焼けで悶えていましたね~

Img_2637女優さんの身長に合わせ膝を曲げているわけですね~、僕なら膝を曲げずとも女優さんの代わりできますけどね……誰がチビじゃ!!成長期真っ只中なだけだわ!!

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劇中に出てくるダンボールハウスを作る美術部。
2人より低くダンボールハウスを作るんですね~、僕からしたら超豪邸サイズですけどね……誰がミニマムじゃ!!これからだから!!これから伸びるから!!

Img_2634満を持して登場!!映画学科2年、木村慶佑!!
(TSP最多エキストラ出演数保持者)

その後河川敷から移動し住宅街にて夜まで撮影!
そして夜が更けてきたらまた移動し、眠らない街新宿のとあるバーへ…

Img_2746_2真剣な眼差しで打ち合わせをする監督(奥)とカメラマン(手前)。

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Img_2738このオサレなバーでの撮影にもエキストラとして映画学科一年生が参加してくれました!
1年生諸君!本当にありがとう!!

4日目
この日は不動産屋さんと美容院での撮影です!

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Img_2795ボクと同期の森本君。
特技:不気味な笑みを浮かべること。

そして美容院に移動!

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Img_2943魔貫光殺砲の狙いを定めるカメラマン。

5日目
この日はゲームセンターと住宅街での撮影です!

Img_3001若い役者さんに囲まれ19歳ながらにして年を感じている監督。
僕はよく中学生や小学生と言われることがあるのでこの子達の中に入っても違和感無いでしょうね……誰がランドセル未だに背負ってそうだよ!!そろそろサイズいじりやめろよ!!この世は身長が全てかよ!!!神よ!!!!!!!!!

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6日目
朝から晩まで美容院に缶詰撮影です!
申し訳ないのですがこの日は車両部フル稼働の一日でひたすら運転していたため現場写真が全くありません!サーセン!!
ちなみに僕が運転している製作車を劇中車として起用し、助手席に俳優さんを乗せて出演しました!劇場にて探してみてください!!
(おそらく映っていないであろう)

7日目
スタッフの自宅のアパートでの撮影です!
限られた人数しか入れない現場だったのでひたすら車で待機していたらケツが悲鳴を上げましたねぇ~

最終日
僕は参加できなかったのですが無事全てのシーンを撮り終えられたみたいで何よりです!
このTSPが学生達の成長に繋がっていたら幸いですね!!!

ということで今回はこれまで!!またお会いしましょう!!

オマケ

Img_2429 「イノシシがよぅ、こー来るだろ?」

Img_2430 「こー来た所の頭を掴んでこうだよ」

※そんなこと言ってません

2015年6月 5日 (金)

『ミーアキャットは笑って死んだ』

先ず始めに読者の皆様に問うてみたい。皆様は「ミーアキャット」という動物をご存知だろうか?
ライオンキングの「ティモン」のモデルと言えば、少しは思い当たる方も増えるだろうか。               

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御覧の通り、愛くるしい小動物である。問うてはみたがしかし、これから先を読むにあたってこれ以上この愛くるしい小動物の知識は必要ない。なぜなら私がこれから語るのは、ただの人間、ある男の死に様なのだから。


その日はTVA映画学科2年生にとって、とても大事な日であった。自分達の2年間の集大成となる作品が、これから卒業までの一年間の指針となる作品が決まる日であったからだ。


【卒業制作プレゼンテーション】


シナリオ選考という死線を潜り抜け、ノミネートという称号を勝ち得た猛者達による、絶対的勝者を決める本当の戦いである。ここで勝てねば、栄光のノミネートもただの過去。



常人ならば立つも恐れる真のツワモノ達の戦場に、無謀にも歩を進める一人の男の姿があった。
その男、名をカミヤという。しかし人は皆、彼の姿を見てをこう呼ぶのであった。


『死にかけのミーアキャット』


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【前:ミーアキャット 中:エレクトリカル・サン(予選落ち) 後:ボムヘッド(予選落ち)】


戦いは想像に難くなく、熾烈を極めるものであった。先にも述べたように、これは今後一年を左右する戦いである。いや、人によってはその人生にも大きく影響するといっても大げさではないかもしれない。

「怪人・白メガネ」「越国の美学者」「無冠の帝王」、、、
過去に争いを経験し、練磨された者達はさすがの戦ぶり。しかし、その者達でさえ、その身体は例外なく傷ついていた。まさに修羅の場。


「少し、時間を下さい」


出番を迎えたミーアキャットはそう言い残し、戦場を後にした。
きっとそのまま戻ってこなくても、誰も異議を唱えなかったであろう。むしろ、彼の身を案じた者はその方が良いとさえ思ったに違いない。


しかし、彼は戻ってきた。舞台へ進むその歩みは、威風堂々。誰もがその姿に先程の心配を忘れ、ある種の希望めいたものさえ感じていた。

舞台にたどり着き、振り返った死にかけのミーアキャットは、、、



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何故か笑っていた。学生服を身にまとい、照らされて、なんか、笑っていた。


その時の感情をなんと形容すればよいのか、浅学な私はふさわしい言葉を持ち合わせていないが、なんというか、そう。


キモかった。


その不敵な笑みが意味するところは何なのか?
勝利への自信か?はたまた、ただの阿呆なのか?

そして、ついにミーアキャットの戦いが幕を開けた。

「僕はぁ、ラブコメをやりたいんですよぉ~」

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ただの阿呆だった。より詳細に言えば、内容が酷かった。
あの時の笑みは、なんてことは無い。彼の準備したパワポ同様、彼の頭の中も真っ白のスッカラカンであった為に出た、もはや無我の境地を意味したものだったのだ。
そしてやっぱり、キモかった。(あくまで「挙動が」である。決してラブコメが悪いわけではない)


数少ない武器であった学生服は出オチで弾切れ。もはや全裸で戦っているに等しい彼は、戦士というより道化に近かった。それでもミーアキャットは戦場で踊り続けた。

その映画を撮りたいという気概だけは、確かに群を抜いていたように思う。
しかし、正義無き力と力無き正義が等しく正義足りえない事と同様、技術だけでも気持ちだけでも映画は撮れないのだ。
まして、ミーアキャットの場合はその唯一残った武器でさえ、濶舌の悪さや身振りの奇怪さと相まって、ただその姿を「アンガールズの田中」に仕立て上げただけだった。

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結局、彼がどうなったかをこの目で確かめることは無かった。
後日、風の噂で「彼は死んだ(投票で落選した)」という話を耳にするに留まっている。

しかし、私はこう思っている。「死にかけのミーアキャット」はきっと笑って死んだと。


長い間地中を彷徨っていた彼が、やっと想いを馳せた地上にたどり着いたのだ。
たとえその熱さに身を焦がしてしまったとしても、きっと彼は太陽を見て微笑んだに違いない。


いや、いつもこちらの期待を裏切る彼の事だ。また死にきれずに地中を進んでいるのかもしれない。そしてきっといつかまた、地表にひょっこり顔を出すのだろう。あの笑みを浮かべながら。

私がこの追憶を通して伝えたい事、それは『プレゼンには入念な準備と熱い気持ちを持って望みましょう』という事である。
                                         

                                       ~『スキザキの追憶』より~

2015年5月29日 (金)

レボリューション!!

こんにちは。
こないだ映画学科の同期と飲み会に行った際、同期に眉毛を全部剃られたユージローです。
最近の日課は、母親の化粧品を借りて眉毛を書くことです。

さて!今年度に入っての授業紹介をまだしていなかったのですが…
なんと!!!
もうすでに!!!
授業は!!!
始まっていたんです!!!

……はい、そうですね、そりゃ始まってますね。
というわけで!!今回は1年生の照明の授業の様子をご紹介致します。

この授業の講師の方は、もちろんご存知!!
映画学科の『生ける伝説』こと島田忠昭(シマダタダアキ)大先生でございます!!!!
このブログでは度々登場しているのでご存知の方も多いかと思いますが、初見の方のために島田大先生の事を軽く紹介します。
日本の映画業界においての重鎮で、かの有名な日本アカデミー賞において、優秀照明賞を1回受賞、最優秀照明賞をなんと、2回も受賞なされているお方で、まさに照明界の革命児…あ、『革命爺』なのです!!!!

Eugne_delacroix__la_libert_guidant_ 『民衆を導く自由の女神』(フランス革命)

Img_3401 『1年生を導く革命爺』(照明革命)
俺について来いと言わんばかりのこのポーズ!!頼りがいのあるお方です。

ということで授業スタート!!

Img_3384 配電盤をイジったり

Img_3397 コードをシコシコ巻いたり

Img_3395 灯体をおっ立てたり

この様な準備を経てついにライトアップ!!

Img_3443 
今回の授業はポートレートの照明、つまりシンプルに止まっている人物をいかにより良く見せるかということをやりました。
どうですか、人1人に照明を当てるだけでもこの様にいくつもの灯体が必要になるわけです。奥が深いですね~。
ちなみに真ん中にいる被写体は僕が担当しています。
え?捕らえられた宇宙人だって?
誰がリトルグレイじゃ!!!!!!!
そんなこと言うやつにはダーシマフラッシュ!!!

Img_3449

Img_3422 グハァ!!
※注意!灯体を肉眼で見るのは極力控えましょう。

ということで今回の記事はここまで!!
(どういうことでだ!!)

~おまけ~

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逝かないで~島田さーん!!お迎えの光じゃないですよ!!

2015年5月22日 (金)

TSP 祝☆クランクアップ!!

トリウッドスタジオプロジェクト第10弾作品「色褪せて香る」が、5月21日(木)をもって無事にクランクアップしましたsign03 台風や雨に振り回された日もありましたが、約10日間に渡る撮影で全てのカットを撮り切りましたshine スタッフの皆さん、本当にお疲れ様sign01

Fullsizerender

ここから、編集を担当する学生・監督・プロデューサーを中心に、秋の劇場公開へ向けて編集作業に入りますflair 出演者の情報や劇場公開日など、随時告知して行きますのでどうぞお楽しみにsign03 写真は、監督の横山久美子と撮影部チーフの佐藤雅樹delicious 助監督のかみやんが撮影最終日に撮りましたcamera とってもいい写真upup ではまたーーーpaper  ヒハラ

2015年5月15日 (金)

グッッッッモーーーーニンTVA

わたくし、生まれも育ちも埼玉新座です。
映画学科の賑やかし担当、姓は松本、名は雄士朗。
人呼んで「機材室の小人」と発します。

とまぁ映画学科らしく『男はつらいよ』の寅さん風に自己紹介してみましたがぁ~。この春東京ビジュアルアーツを卒業してそのまま補助教員になりましたユージローです!!

補助教員と言われてもピンと来ないと思うので軽く説明しますと、授業の準備をしたり、機材を管理したり、苦手なパソコンを使っての作業をしたり、などなど、その他諸々ですね。もちろん自分はブラインドタッチなるものはできないのでこの文を打っている今もE.T.のように、トモダチ トモダチ と言いながら人差し指でつつく様に打ってます。パソコンとは無縁の生活をしてきたので分からないことがたくさんで日々精進しています。いやぁ~、パソコンって、ほんっとうに難しいものですねぇ~。

今世紀最大のミステリー!!
(USBメモリを「2001年宇宙の旅」のモノリスを見る猿ばりに不思議がった……)

 誰もが驚愕した!!
(順番に重ねたプリントをその順番でコピー印刷してくれるソート機能に……)

 ラスト1分15秒あなたは絶対騙される!!
(パソコンの頭の良さに……)

全米が泣いた!!
(ワードで打ち込んでいた文章を保存していなくて突然データが消えたことに……)

 全てユージロー個人の感想です

と、まだまだ分からないことばかりですが講師と生徒の架け橋となるような存在になりたいと思いますのでこれからどうぞよろしくお願いし………

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......ます!!!!!!



マツモトユージロー.........

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.......です!!!!

え? なに? さっきから足の角度があり得なかった!? 頭がでかいって!?
でかくないわ!! 身長もでかくなければ頭もでかくないわ!!
写真による遠近法やらなんやらだわ!!
でかいのは鼻だけだ.........

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.......っわ!!!!!!!!!!!!!!!

ということで次回!!
ユージローいきなりリストラ!?
みんな絶対見てくれよな!!!

*ありません

2015年5月10日 (日)

ビジュアルアーツ大阪がTVAに乱入!!

5月19日(火)に、東京校と大阪校の講師・植松先生と 映画学科・ヒハラで、こんなイベントをゆる〜りとやります。題して………

Vao

お暇な人、興味ある人は一緒に見よかいな。

2015年5月 3日 (日)

ビリギャル&パトレイバー絶賛公開中☆

どうもーー 告知の時間ですよsign01 今回は卒業生や在校生がスタッフ参加している映画の告知sign01
さてさて、5月1日(金)より、遂にあの話題作が公開になりましたsign01 学年ビリのギャルが1年で偏差値40上げて慶応大学に現役合格した話、そう「ビリギャル」ですsign03

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この作品には、2年前に映画学科を卒業したK柳君が助監督で参加しておりますshine
1年で偏差値40上げるなんて、ましてや慶応大学に合格するなんて、同大学のOBである映画学科講師 Mr.Passion Y氏も「参ったなーーーdown」な、まるで嘘のような話ですが、実話がベースになってる訳なので、紛れもない事実なのでしょうpaper この作品が話題になった理由としては、作品内容がキャッチーなだけではなく、やはり劇中に主演・有村架純さんの過激なシーンがあることも大きいと思います。
実は僕自身もこの作品が少し気になっておりまして……(過激なシーン目的ではないよsign03)というのも、僕も高校生時代に大学受験をしていた身でして、その頃の高校生の心情などに強くシンパシーを感じる訳です。まだ観ていないのですが、すでにビンビン感じる訳です。「この奇跡は、あなたにも起こる」っちゅーキャッチコピーも、なんか勇気がビンビン湧きそうでいいですよね。
さらーにsign01 同日5月1日(金)には、もう一つの話題作「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」も公開されていますsign03

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因みにこの作品には、これまた2年前に映画学科を卒業したM国さんが制作部で、また、今年の3月に映画学科を卒業したK本さんが録音部で参加しておりますshine 岸本さんは在学中のインターンシップでの参加なので、まだまだ勉強の身ではありましたが。
この作品も、鬼才・押井守氏が監督するというだけあって、ずーーーーっと前から話題になっておりましたね。いやはや、アニメ「機動警察パトレイバー」がどのように実写化されているのかsign02 予告編も観ましたが、なんかワクワクします。ぜひ劇場に足を運んで観てみたいと思います。
皆さんも「ビリギャル」と「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」をぜひsign03 ではでは、ヒハラでしたsun

2015年4月26日 (日)

新入生合宿!!!

こんにちは!映画学科ジョシュから、映画学科キョーインにメガ進化を果たしたスキザキです。必殺技は「いばる」と「しっぽをふる」です。
TVAには入学式後、授業が始まる前に『新入生合宿』なるものがあります。新入生全員参加の2泊3日の軽井沢旅行です。道中で釜飯を食べたり、宿ではひたすら入浴したり、お喋りしたり、綺麗な講堂で学生生活の心得を教わったり、戦場カメラマンが来たり、ん?

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ババーンっ!!! そう、あの方です。毎年著明な方にお越しいただき、講演していただいてるわけですが、今年度は戦場カメラマンの渡辺陽一さんが来て下さいました! いやぁ、面白いのはもちろん、業界の先輩として、表現者として、非常に為になるお話をしてくださいまして、私、好きっちゃ好きのレベルから、一気に大ファンになりました!
とまぁ、短い日数の中に色々なイベントがあるわけですが、とりわけ夜に行う分科会は学科によって色が違います。我々映画学科は他己紹介作品の上映を行いました! 知り合って間もない若者たちを手前勝手にグループ分けし、詳細は省きますが、グループ内のメンバーを"魅力的”に紹介する作品を撮れ! ざっくり言えばそんな課題を、合宿前に出したのです。これ、考え方によっては2年間の中で一番ハードルが高い課題だったかもしれません。合宿前に撮影を終える班もあれば、上映日まで撮影をしていた班も。後者は入浴やおしゃべりを存分に楽しむ時間もなかったでしょう。でもさ、いいじゃない?映画学科なんだから、作品制作の中で仲良くなろうよ! と言うは易し。西川きよし。なんつって。人によっては初めての作品作り、そしてそれを人に見せる機会。

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そりゃマッシュルームにもなるでしょう。

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胸板も厚くなるでしょうよ。
様々な困難を乗り越え、遂に上映。

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静まる場内。高まる緊張感。上映用のPCに照らされる日原学科長の凛々しい顔。学科長・日原が呟きます。「あれ? PCフリーズしてもうた」
まぁあるある。動画ってデータ重いもの!しかし、場内の緊張は継続中。しばらくして「あれ?何か見たことないマーク出んねんけど」
ややざわつき始める暗闇の中で、10分、いや、20分経ったでしょうか?
日原と鋤崎はほぼ無言の作業の中、ひとつの結論に達しました。そう、パソコンがクラッシュしたと。
その瞬間、日原と鋤崎の思考もクラッシュです。打つ手無し。「こんな事あるゥ!?」の連発です。
この取り組みの中で、学生達に作品を作る事の大変さやクリエイターとしての認識の甘さを指摘してきた大人二人の慌てふためくその姿は、紛う事無く滑稽だったでしょう。我々にとっては、その視線が酷刑でした。
しかし、そこは大人。臨機応変、即座に行動。とりあえず求められる助けはすべて求める。
人は独りでは生きれないのだから! とまぁ、様々な方の助けを借りて、スキザキの部屋でなんとか上映会を実施することが出来ました。ツインルームに26人。汗だくで鑑賞。でも会場には二酸化炭素の他にも、笑いが充満してました。笑いは伝染する。仕方なしの極狭な会場は、思わぬ方向で良い効果を生み出したのです。終わったの24時だったけどね! みんな、さぞ疲れたでしょう。にもかかわらず、翌日の彼らの表情は非常に清清しいものでした。

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それをみてね、私は思いましたよ。やって良かったなって。成功だったなって。もしかしたら作品作りを嫌いになっちゃう奴とかいるんじゃねーかという不安も少しあったんですけどね。彼らの表情から、そーゆうモノは感じませんでした!

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とはいってもやはりまだピヨっこ。慣れない事をやって、やっぱり疲れていたんでしょうね。帰りのバスはぐったりです。そんなピヨっこ映画人達の姿を見て、出来るだけ彼らの夢をバックアップして行こう! PCのバックアップすらまともに出来ていなかった大人二人は、改めて心にそう誓ったのでした。

2015年4月16日 (木)

☆平成27年度入学式☆

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去る4月14日(火)TVAの新たなる仲間達を迎えるべく、今年度の入学式が盛大に執り行われました! やる前は「あぁ、もう一年経っちゃったよぉ」とフレッシュとは正反対の感情に包まれていたスキザキですが、まぁやはり新入生の生フレッシュな雰囲気に触れると気持ちが若返りますね!

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TVAの入学式は歓迎の歌やダンスなど、普通の入学式とは一風変わった内容もありますのでね、人生最後の入学式(にして欲しい)としても、良い思い出になったんじゃないでしょうか! 僕自身、今回の入学式は印象に残るモノになると思います。
だって入学生代表の挨拶を、わが映画学科の学生が務めたワケですから!! 主席入学ですから! はい、コレ自慢でーす。
映画学科の学生がこの大役を務めるのは、このスキザキ振りの快挙! え、なに? 聞こえない? ならばもう一度言いましょう! 仕方ないから! この私、スキザキ、スキザキ! スキザキぶーりーの!!!
はい? コレは自慢じゃないですよ。事実。純然たる事実をただ客観的に述べてるだけですから。まぁ、ある講師は「何?じゃあお前みたいな中身の無いポンコツが来るのかい?」なんて言ってましたけどね!
ご冗談を。ご安心下さい。わかってるでしょ? 秀才が来るんですよ、僕以来のねっ!!! そんな偉大なるスキザキの後継者を姿をパシャリ!

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撮ってくれたのは撮影担当・写真学科助手の上甲くん。「しっかり撮れよぉ」なんて言いはしましたけどね、「了解です!」と元気よく言い残し、まさかのアングルで撮ってきてくれました。
わかる? 彼、壇上に上がって学校長の背後から狙ってますからね。暗殺者の位置取りですよ、コレは。客席から学校長にそろそろ忍び寄る上甲君を見つけた時は「そこまで言ってねーっ!」と思いましたが、おかげでバッチリ顔が撮れました! ナイスガッツ上甲!

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式の終了後も上甲を捕まえて、在校生代表・特殊メイク学科の万代さんとスキザキ以来の新入生代表・村田(み)の2ショットをパシャリ! 去ろうとする上甲を逃がさず、ついでに周りにいた映画学科の新入生とパシャリ!

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職員2年目のそよ風レベルの先輩風をここぞとばかりに吹かせました。ナイスショット上甲。
新入生のみんな、しっかり勉強して立派な業界人、社会人になるんだぞ! 決して過去の栄光を自慢し、先輩風を吹かすような大人になるな!
頑張れ、頑張れ俺!!! 最終的には自分にエールを送っちゃうけど! ま、いっか!
入学、おめでとう! 2年間よろしく!

2015年4月 1日 (水)

古谷実氏著書『ヒメアノ~ル』実写映画化!!

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そして監督は今ノリにノっているとされる、吉田恵輔監督なのです!! 本校卒業生という事もあり、当ブログでも以前ご紹介させていただいたので、もちろんご存知の事と思いますが、ちゅーか紹介せんでも知ってますよね? 近年ですと『ばしゃ馬さんとビッグマウス』('13)『麦子さんと』(’13)『銀の匙~Silver Spoon』('14)と、まぁ絶好調なワケですから!
古谷実氏と言えば『行け!稲中卓球部』や『ヒミズ』など数々の有名作品を世に生み出しており、実にファンが多い作家さんであります。かくゆう私、スキザキも大ファン。『ヒミズ』の時もそうでしたが、正直発表があった時は「えぇ・・・実写化しちゃうのぉ・・・」という気持ちでした。原作ファンとして、そしていつか自分が映画監督になったら唯一「実写化したい!」と猛烈に思える作家さんの作品だったので。(ただ、映画『ヒミズ』は超好きでした)
しかし!吉田監督も「ヒメアノ~ル」をバイブルとしているとの事。だとするならば!!! ファンとして喜ぶべきでしょう!!! 吉田監督、お願い致します!!! 公開は2016年とまだまだ先の長い話ではありますが、今から楽しみで仕方ありません! しかし!『僕といっしょ』と『グリーンヒル』はとっておいていただきたい!! という事で、また情報が出次第、お伝え致しますー。

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映画学科ブログ 『俺たちに明日はない!』